2015年11月15日

化学療法中の GnRH analogue 併用による卵巣機能温存

 化学療法中のGnRH analogue GnRHa)併用による卵巣機能温存は、ASCOのガイドラインでは、信頼に足るだけの根拠がない、としている(参照

  たしかに、Lymphomaなどの化学療法時にGnRHaを併用しても卵巣機能温存効果はいまのところ認めないようだ(参照参照)。しかし、乳癌を対象としている場合、meta-analysisでも参照参照)、第3相臨床試験でも(参照)、わずかな有意差ながら卵巣機能温存効果および妊孕性温存効果を認める。積極的に勧めるというほどの根拠でもないように思うが、何らかの理由で卵子凍結などの方法を行うことができない場合には、簡便なので試してみてもよいかもしれない、という程度のことは言えると思う。

posted by Junji Mitsushita at 21:41| Comment(0) | 婦人科がんの化学療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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